Device Bondageのレビュー

「Device Bondage」は「Kink.com」が運営するサイトで、鉄製の手錠や足枷、首輪、チェーンなどで女性を束縛して陵辱を与える内容の作品を公開しています。2007年2月20日に最初の作品を公開してから長期にわたって更新を継続していて、2020年5月からコロナの影響で1年程更新が止まりましたが、2021年5月から更新を再開して現在は2週間に1本の間隔で新作追加しています。「Kink.com」ネットワークでは「Hogtied」という同じBDSM系を題材とした老舗のサイトがありますが、「Hogtied」が主にロープを使用するのに対して「Device Bondage」では主に鉄製の器具を使用して女性を拘束します。

熟練のマスターが女性を束縛して陵辱する作品が中心ですが、ミストレス（女王様）が女性を責める作品やマスターとミストレス（女王様）が一緒になって女性を責める作品もあり、また過去にはマスターが挿入する作品やミストレスがペニバンを装着して挿入する作品なども公開していましたが、比較的新しい作品はSEXシーンは一切含まず、マスターやミストレスが道具を使用して職人のように淡々と女性を凌辱します。

スタジオがアメリカのカリフォルニアにあるためアメリカ出身のモデルが大半を占め、白人女性が約8割、ラテン系が約1割、残りの約1割が黒人やアジア系です。20代の若いモデルが大半で、BDSM系には似つかわしくないChloe CherryやGina ValentinaなどTeen系サイトで活躍する有名なポルノ女優がいる反面、無名な女優も多くモデルのレベルはピンキリといった感じです。ただプレイ内容が過激な割には美人や可愛い女性の比率が比較的高く、特に近年は有名な女優の出演が増えてモデルのレベルが向上しています。

まず最初に女性へのインタビューが行われてから本編に移行するスタイルで、本編ではストーリーや女性を拘束するシーンなどはなく、地下室のような部屋で女性を鉄製の道具で束縛した状態からプレイが始ります。プレイ内容は快楽と痛みを交互に与えるスタイルで、快楽を与えるシーンではバイブや手マンなどで束縛した女性にゆっくりと快楽を与えますが、痛みを与えるシーンでは女性の身体に鞭を打ったり熱いロウソクを垂らしたり乳首や膣など敏感な部位をニップルピンチで挟んだりして容赦なく女性を責めます。いずれの作品も3部の構成に分かれていて女性を立たせた状態、四つん這いにさせた状態、仰向けにさせた状態など束縛のスタイルを3回程度変えながらプレイを行い、プレイが終わると再度インタビューシーンがあってモデルがプレイの感想を語って作品が終了します。