Sex And Submissionのレビュー

「Sex And Submission」のSubmissionとは服従という意味で、男性マスターが女性モデルを縛り上げて性的に服従させる趣旨のBDSM系のサイトで、必ず挿入プレイを含みます。BDSM系作品の制作会社として世界的に有名な「KINK.com」が運営するサイトで、2005年5月3日に最初の作品を公開してから更新を継続していて現在は2週間に1本の間隔で新作を追加しています。KinkグループのBDSM系サイトで有名なHogtiedはDevice Bondageなどは束縛した女性を凌辱するだけですが、「Sex And Submission」では女性を凌辱してから最後は女性を性のハケ口として扱うような感じのSEXシーンが行われ、アナルに挿入するシーンも珍しくありません。

大半のモデルがアメリカ出身で、白人が約8割、ラテン系が約1割、残りの約1割を黒人女性やアジア系です。18歳～30代前半まで幅広い年齢層の女性が出演していますが、Teen系のモデルは少なく、20代半ばぐらいのセクシーなお姉さん系のモデルが大半を占めます。登場シーンではバッチリと化粧をしたキレイなタイプの女性が多いですが、涙目になるぐらいにプレイが過激なため、最後のシーンになるとアイシャドウや化粧が流れ落ちてパンダのようなとんでもないような顔になってしまうケースが少なくありません。初期の頃は有名な女優の出演が少なく、モデルのレベルがイマイチでしたが、近年は有名な女優の出演が増えていて全体的にモデルのレベルが向上しています。

2011年までの作品は複数の男性が出演する作品が少なくありませんでしたが、それ以降の作品は基本的に1つの作品に1人の男性がマスター役で出演しています。また2人以上のモデルが出演する作品も約1割程度ありますが、古い作品に多く、比較的新しい作品はマスター1人とモデル1人によるプレイが大半を占めます。最初にインタビューが行われてから本編に移行するスタイルで、本編では最初にサスペンス映画の殺人シーンのような重苦しい雰囲気のストーリーシーンが5分～10分程度あります。プレイ内容に関してはロープや手錠で束縛された女性の髪を鷲掴みにして罵ったり、無理矢理イラマチオをさせたりする凌辱系のプレイが中心で、鞭や電流棒を使用して女性に痛みを与えるような本格的なSMプレイは少ない傾向があります。凌辱プレイの後は膣やアナルへの挿入プレイが行われマスターの射精と同時にプレイが終わって最後に女性モデルの簡単なインタビューが行われて作品が終了します。

「Sex And Submission」は女性をロープや手錠で束縛して自由を奪った後に、汚い言葉で罵ったり、乱暴に扱ったりしながら男性の思いのままにハードコアプレイを繰り広げる内容の作品を公開しています。同じ系列のBDSM系サイトと、吊るしあげたり雁字搦めで束縛することはなく、手や足をロープで縛る程度で、使用する道具も少なく凌辱シーンは過激さに乏しい点もありますが、男性が女性の自由を奪った上で欲望を果たす様子を巧く表現していて必ずSEXやアナルSEXを行います。また挿入中も腰を振り続けるだけではなく、忙しくなく手を使う感じで、膣に挿入しながらアナルにバイブを挿入したり、後背位の体勢で挿入しながら女性のお尻を叩いたり首を絞めたりと常に女性を凌辱し続ける感じです。

昔はKinkグループの本拠であるサンフランシスコで募集しただけのような無名な女性ばかりで、あまり美人はいませんでしたが、近年はChloe CherryやWhitney Wrightなど全米で名前が売れている有名なポルノ女優がチラホラと出演するようになり、モデルのレベルが向上していてモデルを重視する方でも楽しめるようになっています。他のBDSM系の系列サイトと比べると束縛の仕方や女性の凌辱の仕方などに若干物足りないところもありますが、ただ自由を奪われた女性を欲望のままに扱う男性の欲望をリアルに表現したサイトで、一般的なポルノサイトとは比べようがないぐらいインパクトがありますのでお気に入りの女優が出演しているのであれば入会を検討してみてください。会費は他のサイトと比べると若干割高ですが、ただKink.comに完全アクセスが可能ですので、十分に会費以上に満足することはできるはずです。