Subspace Landのレビュー

「Subspace Land」は、男性マスターが女性をロープや手錠で束縛して、鞭打ちや陵辱プレイなどを行うスタイルのBDSM系サイトです。初期の作品はBDSMプレイの後にフェラチオや挿入プレイを行うものが多いですが、比較的新しい作品はBDSMプレイだけを行って終了するものが少なくありません。「Sensual Girl」や「Oldje」などとと同じ制作会社が運営するサイトで、動画の最初に全く同じオープニングが流れます。

「Subspace Land」は2006年6月9日に「Painful Games」という題名の作品を最初に公開し、1週間に1本の間隔で更新を継続しています。最初に公開された数作品を除くと全て同じマスターが出演していて、サイトを開設してから12年以上も経っていているため、作品に目を通していくと、徐々にマスターの髪が薄くなり老けていくのが分かります。

これまで累計で267人以上が出演していて、ハンガリー、チェコ、ポルトガル、ロシアなどの白人女性が主です。モデルのプロフィールページには実年齢が記載してあって、20代半ばから30代前半の女性が多いですが、年齢よりも若く見える女性ばかりで、Teen系として運営してもおかしくないサイトです。有名なポルノ女優も多く、全体的にモデルの容姿レベルが高く、他のBDSM系と比べると圧倒的にレベルが上です。

これまで392本以上の作品を公開していて、男性マスターが1人の女性を責める作品が378本、女性2人を責める作品が20本、女性3人を責める作品と女性4人を責める作品がそれぞれ2本ずつあり、いずれの作品も男性マスター1人のみが出演していて、複数の男性が出演することはありません。

作品内容は束縛した女性を責めるBDSMが主になりますが、使用する道具やプレイ内容は作品によって様々で、主なプレイを挙げると鞭打ちシーンを含む作品が351本、ロウソクの蝋を女性の身体に垂らす作品が119本、檻を使用してプレイを行う作品が29本、水責めシーンを含む作品が27本、氷責めする作品が17本、先端にバイブの付いたドリル型の機械を使用する作品が4本、電流で痛みを与えるプレイが5本あります。

プレイ中は鞭や平手打ちなどで痛みを与えるプレイと、キスや手マン、バイブなどで快楽を与えるプレイが交互に行われ、BDSMプレイが終わってから作品がそのまま終了する作品が約2割、マスターにフェラチオをする作品が約6割、マスターが挿入する作品が約2割あります。基本的に地下室や倉庫をイメージした暗い部屋でのプレイが中心になりますが、46本の作品は森や庭などの野外でプレイを行います。作品では最初から最後までホラー映画やサスペンス映画で使用されるような不気味な音楽が流れます。